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2007年03月12日

あなただけのLovestory(11)

223 名前:恋する名無しさん[] 投稿日:2005/05/24(火) 22:13:17
1個年上の彼が私の秘密を知ったのは去年の4月でした。
お互いに学年もあがり新しい環境での春 心細かったのを
覚えています。
彼とは部活が一緒で、携帯の話をしていて思いがけずアドレスを
手に入れた私は、毎日のようにメールをしていました。
メールで好きな人の話になったとき、思わず言ってしまったのです。
誰にも言ったことのない、私の好きな人。

「私が今メールしている人が世界で一番好きな人なんだ」

と。
返事が来るまでの時間は例えようのない程複雑な気持ちでした。
心臓がドキドキいってるのがよく聞こえました。
着信音が鳴ったとき、ピークに達しました。
携帯の小さな画面に映し出されるのが私の長い片思いの集大成。
これを見れば片思いの行き先が分かる・・・
そして携帯を開きました。


227 名前:恋する名無しさん[] 投稿日:2005/05/24(火) 22:36:00
「マジで!?」
 と一言だけの返事。
「こんな嘘つかないよ。じゃあ今からちゃんと告白するね。
 運動公園に来てくれないかな?」

「わかった。すぐ行くね」

もう日が沈み、辺りは暗かったけれど、家を飛び出し走って公園に
向かいました。彼の方が遠いので私が待つのは当たり前だったけど
暗いところが嫌いな私は彼が来るのを不安ながらも待っていました。
数分後、少し離れた街灯の下に彼の姿を見つけました。
彼も私を見つけたようで、速度を上げて近づいてきました。

「待ったよね。ごめん・・・」

彼はそういって手を握ってきました。
4月といえど夜は寒く、私の手は冷えていましたが、彼の大きな手は
カイロよりも暖めてくれました。

「話、聞くよ?」

背の高い彼がしゃがみ、私を見上げる形になりました。
しかし緊張して、なかなか話を切り出せませんでした。
だけど思い切って口を開き言いました。

「先輩が好きです・・・。今以上にいっぱい一緒にいてください」


232 名前:恋する名無しさん[] 投稿日:2005/05/24(火) 22:53:29
彼の上向きな顔が下を向きました。ずっと握ってくれている手が
震えてるように感じました。彼は下を向いたまま話し始めました。

「なんで俺がいいの?」
「理由なんてわかんないよ」
「俺さぁ・・・どんな奴と付き合ってきたか知ってる?」

彼の元カノは少し悪めで目立つ先輩が2人いることは知っていました。

「知ってるよ」
「俺エロいのも知ってる?」
「そんな気がする(笑」
「○○(私)はすごく純粋だよね。よく分かってるよ。だけど
俺と付き合ったら純粋じゃなくなちゃうかもよ?」

「大丈夫だよ!自分のこと大切にできるよ。先輩のことも。」

すると彼は立ち上がって私を抱きしめてくれました。

「俺からも頼んでいい?付き合ってください」

と、彼は耳元でささやきました。


235 名前:恋する名無しさん[] 投稿日:2005/05/24(火) 23:17:57
これは現実ではない気がしたけれど、この温もりが現実であるろとを
教えてくれました。

彼とは付き合いましたが、彼の受験が迫ってきました。

彼の友達に彼の志望校を聞くと、県外の遠い学校でした。
でもそこは彼の夢を叶えるためには絶好の環境でした。
しかし受験に専念したいという理由で別れを告げられました。

それは夏休みのことでした。 

新学期からは彼が引退した部活に一生懸命に取り組み、辛いことを
忘れようとしました。自分でも無理してるな、と薄々感じていましたが
ある日体調が悪くなり入院してしまいました。医者からはストレスが
原因だろうと言われ彼のことを思い出してはベッドの上で泣いていました。
やがて退院し、月日がすぎ受験シーズン本番となりました。

彼は念願の志望校に合格し春からは遠い遠い県外に行くことになりました。
しかし、お祝いの言葉も何も言わないまま卒業式の日がやってきてしまいました。

式が終わり、私たちの部でお別れ会を開き先輩方に寄せ書きを
渡しました。私が彼に書いたのはありきたりな言葉でした。

会が終わってしまい先輩たちは泣きながら帰っていきます。
そんな中で彼は私にそっと手紙を渡して足早に去っていきました。
手紙には、ごめんねとありがとうが書いてありました。

今思うとなぜあのとき追いかけなかったのかと思います。
あれから彼とは連絡をとってないけど元気でいてくれればいいなと
思います。
posted by なな at 21:25 | Comment(0) | 恋愛サロン
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