夏の思い出。
いつもは、ただ仲が良い幼馴染
あの夏を除いては・・・・・・
高校生活最後の夏休み
そんななか遊ぶ事に何もかもを集中させてた俺とちぃ(あだ名)
ちぃは、それなりに可愛いと思ってました。
小柄な体系でいっつもベタベタ付いて回る。
別に嫌じゃなかった。むしろ嬉しかったと思う。
俺とちぃは、夏休みの間は何時も一緒でした。
コブクロの『願いの詩』を聞かせてくれたちぃ。
勉強がちぃのせいでは余りにも捗らなかったので
少々集中させてもらう為に、「ちょっと帰ってくれる?」
って言っちゃいました。
「冷たいね」
出て行きましたよ・・・・
それから一週間近く?ぐらいちぃの顔を見ずに
男友達とプールに行ったりキャンプに行ったり海に行ったり
勉強なんてどうでも良いや〜〜気分で過ごしました。
「明日何があるか知ってる?」
急にちぃから電話がかかってきました。
348 名前:恋する名無しさん[] 投稿日:2005/05/26(木) 17:52:35
ちょびっつ!
華麗にスルーして続きどぞ↓
349 名前:紅光[] 投稿日:2005/05/26(木) 17:55:07
花火大会があるのは知ってました。
でも、彼女のいないのに男と一緒に花火みるのほど切ない花火は無い。
と思っていたので見に行く気は、まったく無かったです。
「花火大会だろ?」
「あのさぁ〜」
「ん?」
「明日付き合ってくれん?」
なんか嬉しかった。
「まかせろ!^^」
こんな感じで、良い感じで明日になった。
当日ちぃは、遅れた。
花火が上がっても待ち合わせ場所に来ない。
「おそいな・・・」この言葉50回近く独り言で言ったと思う。
全部打ちあがっても結局来なかった。
350 名前:紅光[] 投稿日:2005/05/26(木) 18:12:06
いい加減帰ろうと思ったとき
「おい!そこのボーズ。」
正直ヤンキーにからまれるかと思った。
「俺の店のイカ焼余っちまったからいらね―か?もちろんタダでな」
いいオヤジじゃん・・そう思ったよ
「お前誰待ってんだ?」
「あぁ〜えっと幼馴染です」
ニヤニヤしながら小指を立ててこっちを見て来る良いオヤジ
「ちがいますよ^^;」
「うそつけぇ〜なんで3時間も一人で待ってんだよw」
「ホントですよぉぉぉ〜〜〜」
「まぁ〜いいか!じゃな!ボーズ。」
「さようなら〜〜有難うございます^^」
こんな感じでオヤジがどっかに行った時
ちぃが来た。
顔を赤くして息を荒くしながら来た。
「ごっ・・はぁはぁ・・ごめんね・・・」
「3時間」
「ホントにゴメン!誘ったのこっちなのに・・誰もいないね。」
「3時間経ったんだしね。」
イカ焼きを上げました。食いかけですよ。でもまだ暖かかったはず・・・
「あんがと・・・・」
しばし無言が続いた。
浜辺の時計の前で三時間も待ってれば周りは、人がいないのは当たり前。
遠くの方では車のクラクションが聞こえる相当渋滞してる模様。
「ねぇ?こっちむいて・・・」
「ん?」
キスされますた。
ちぃのは、背伸びをして浴衣の裾を片手で持ってもう片方の腕で
俺の方に手を当てている。
甘い味だった。イカ焼きの味だと思う。
俺は抵抗はしなかった。
それよりもちぃが俺の事をこんなに・・・と思ってしまった。
「あのね・・・・あのね・・・」
「うん」
「急にこんな事しちゃってゴメンなさい」
涙目な、ちぃ
「友達のままで居るのが辛かったの・・・・」
351 名前:紅光[] 投稿日:2005/05/26(木) 18:19:34
友達のままで居るのが辛かった。
この言葉の意味は大体すぐに理解できた。
「この前『帰ってくれる?』って言われた時泣いちゃったの。」
「えっ・・あの時?」
「その時は何で泣いたのか分からなかったんだ。その後ゆっくり考えたの」
「何を考えたんだよ。」
「・・・・・・・」
「ちぃ?」
「○○の存在」
「何難しい事言ってるの・・・」
「私にとって○○はとても掛け替えの無い存在なのぉ・・・」
「・・・・そうなんだ。」
「帰ってって言われた時、泣いた理由は」
「それ以上言わないでいいよ。」
「えっ・・・?」
「俺はちぃにとって掛け替えの無い存在で有れるように頑張るから
ちぃもこれからも掛け替えの無い存在と想って居てくれる?」
「・・うん・・」
352 名前:紅光[] 投稿日:2005/05/26(木) 18:25:04
時間は、10時携帯にはメールが5件
全部親から帰って来いメール
シカトしまくりな俺
「じぁ〜今日は三時間分付き合ってもらおうかな^^」
「うん・・・どうせ家帰っても一人だし。」
「親今実家に帰ってるんだあたしは約束があったから帰って来たの。」
「そうなんだ。」
「そしたら電車に乗り遅れちゃって・・・・」
二つ県を越えてまでも俺の元に来てくれた彼女を抱きしめて
もう一度キスをしました。
「なんか、こんな状態の事を幸せって言うんだろうね。」
「そうだな。」
しばらく海を見て帰るために電車に乗車。
353 名前:紅光[] 投稿日:2005/05/26(木) 18:34:26
電車の中で
「今日だけでいいの・・」
「・・ん?」
「夜一緒に居て・・・」
「・・あぁ・・わかった。」
メールで親に、友人の家に泊まるって言って許可をとりました。
(嘘じゃない一応友達以上の関係なだけ)
「ずっと隣りに居てね。」
「わかってるよ。」
電車の中で、ずっと手を握ってた。
ちぃの手は、何者にも与えたくないほど暖かかった。
夏にこんな事が会ったのが初めてな俺
ぼぉ〜〜っとしてた。
「すぅ・・・・・・・」
もたれ掛って寝てる彼女を見て幸せを再確認
駅につくと家までおんぶをして上げました。
家に付くとすぐに眠りに付いたちぃ
俺がベットに寝かせてその下で座るように俺も寝ようとしていた。
「入って来て」
これが意味する事。
【ここは、省きます。】
翌朝になると彼女が朝飯を作っていてくれた。
朝のキスをして食事
356 名前:紅光[] 投稿日:2005/05/26(木) 18:46:57
朝ご飯は、落ち着いたメニュー
ごはん・味噌汁・目玉焼き・納豆・焼き魚たしか鮭
美味しかったです。
ちぃの手作り料理を食べた後に二人でテレビ鑑賞
「この時が続けばいいのに・・・」
この言葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日彼女は引越しセンターの人と一緒に居た。
父親の実家に引っ越すらしい。
ココで普通の恋愛なら泣いてお別れ
俺たちは18歳になろうとしているお金に一番困ってない時期
会おうと思えば会えるので寂しくなかった。
「もしだよ・・・寂しくなったらこの歌聴いてね。」
願いの詩だ・・・・・・・・
『夏の終わりにうつむく向日葵 太陽登れとまだ咲く時を待ってる。
やっと気付いた心の傷跡そっと隠しながら・・・・・・・』
この歌を一人で聞いていた時泣いてた。
離れるだけでこんなにも悲しいものか・・
会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい
こんな気持ちがずっと続いた。
夏休みが終る。
ずっとメールこれだけで二人は幸せ
今現在は21歳同棲中です。
「話しがあるんだ」
「なに?」
「俺は、お金も稼げない・顔も良くない・だけどお前を幸せにできる」
「ん?」
「あと二年まってくれ・・・・・結婚しよう」
「うん!」
言ってやりましたよ。昨日
357 名前:紅光[] 投稿日:2005/05/26(木) 18:49:14
俺の話しは終わりです。
読んでくれた方有難うございました。